7月の学術大会で大盛況だったゲシュタルトグループ療法ワークショップを、2024年も開催できることになりました。 ピーター・コール&デイジー・リーズのお二人による、最も新しいゲシュタルト療法の形式であるグループアプローチを体験しましょう。
イベントについて
本学会の2023年学術大会の際、キーノートスピーチを行ったピーター・コールがデイジー・リーズとともに再来日し、ゲシュタルトグループ療法の アドバンス トレーニングを開催します。
このワークショップでは、個人と人間関係の成長を促すためのゲシュタルトグループセラピーを体験し、グループをファシリテートする方法を学んでいきます。
メンバー一人ひとりが成長し発達していくためには、何をどうしていけばよいのか?
グループプロセスの力を活用する理論と、ファシリテーションの実践=具体的な”やり方”を学ぶトレーニングです。
このトレーニングに参加することで、グループのファシリテーションや関係対話療法の新しい概念とスキルを身につけることができます。:
グループプロセスの重要なポイントである「グループ全体」への介入方法とリフレクションの方法
感情的リーダー、反抗的リーダー、スケープゴートリーダー:グループメンバーによく見られる”役割”をうまく認識・対応し、効果的にワークを進めていくやり方
感情の流れとその処理、成長を促進する気づき:グループを継続させるために必要なスキル-参加者間の関係の破壊への対応と修復方法:愛着と共感、エンパワメントの促進
リーダーの”影”:グループの中のリーダーの無意識への対処、お互いに腹を割って話し合うことへの取り組み、安全にワークができる場を作る方法
ゲシュタルトグループ療法の手法は、セラピー以外の分野、あらゆるグループ(カップル、家族、地域コミュニティ、学校、職場、さらには政治や行政などより大きな組織も含む)をファシリテートするために役立ちます。
グループ療法をファシリテートしていくことにご興味がある方や、あらゆるグループをリードしていく立場の方、グループとのかかわりに課題や悩みを抱えていらっしゃる方など、幅広い分野からのご参加をお待ちしています。
Peter Cole and Daisy Reese Interview for 2023 Japan Tour
京都ワークショップ(1日間)
【主催】一般社団法人 日本ゲシュタルト療法学会
【日時】2024年5月15日9:30 – 16:30
【会場】京都府京都市中京区突抜町126 ちおん舎 (ちおん舎へのリンクはこちら)
【ファシリテーター】 ピーター・コール、デイジー・リーズ
【定員】 20名
【参加費】 33,000円
(2024年2月29日までにお申込みの場合は、早割価格 25,300円)
東京ワークショップ(3日間)
【主催】一般社団法人 日本ゲシュタルト療法学会
【日時】2024年5月17日 9:30 – 2024年5月19日 16:30
【ファシリテーター】 ピーター・コール、デイジー・リーズ
【定員】 23名
【参加費】 99,000円
(2024年2月29日までにお申込みの場合は、早割価格 77,000円)
ピーター・コール(LCSW:カリフォルニア州公認臨床ソーシャルワーカー)は、北カリフォルニアで 20 年以上ゲシュタルト療法家として仕事をしています。彼は、ゲシュタルト療法と力動的心理療法の幅広い訓練を受けてきました。また、カリフォルニア大学デービス校医学部で精神医学の臨床助教授を 30 年間務めました。
デイジー・リース(LCSW)は、バークレーとサクラメントで心理療法を実践しています。ヴァンダービルト大学とテキサス大学で学位を取得。過去30年以上にわたり、個人、カップル、グループに対して、クライアントの自己認識、自己サポート、親密な関係を作り維持するスキルを高めるための支援を行ってきました。北カリフォルニアグループサイコセラピー協会の元会長。 ピーターとともに、バークレーのサイコセラピー・インスティテュートで、グループセラピートレーニングプログラムであるプロセスグループ/ラーニンググループのファシリテーターを務めています。デイジーは長年にわたりスーフィズムを学んでおり、クライアントや研修生との「ソウルワーク」の神聖な側面に特に関心を持っています。
ピーターとデイジーは1991年にシエラ・インスティテュート・コンテンポラリー・ゲシュタルト・セラピーを設立しました。 北カリフォルニアをはじめ、アメリカ国内外において、セラピストのトレーニングやコンサルティングを行っています。ピーターとデイジーは結婚しており、5人の成人した子供と6人の孫がいます。
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